宮城県仙台市にある結婚相談所ラビングを運営している宮本昌俊です。今回はお相手選びの全ては自己責任です！というタイトルでお話しをさせていただきます。
私が度々受けるお問い合わせ時や入会時の女性からのご質問で多いのが、お相手へのお見合いの申し込みやお相手から申し込まれたお見合いの承諾不詳諾をお任せすることができますかというものです。
理由をお尋ねすると、これまで付き合った男性が暴力や浮気などをする人であったり、この人なら大丈夫と思って結婚した前夫との離婚理由が夫の暴力だったり浮気だったりギャンブルであったりしたそうで、自分の男性を見る目を信用できなくて、また同じような男性を選んでしまうのではないかと不安になり、お見合いに関する申し込みや承諾の可否は全て私に一任したいと言うのでした。また、何事も自分で決められない性格であるとかで、結婚相手も自分で決められないから私の方で決めてほしいという女性もおられました。
離婚理由が自分ではなく夫の側にあるよう場合なら私もその方のお気持ちは十分に分かります。信じて交際や結婚をした男性が、平気で女性に暴力をふるい浮気をするのでは本当に再起不能になるくらいに傷付くと思います。暴力を振るわれた時には、心底恐怖におののいたのではないでしょうか。浮気をされた時には自分の無力感や喪失感に涙したと思います。ギャンブルにうつつを抜かし家庭を顧みない夫の姿に本当に情けなくなったことでしょう。
私がもし女性として同じような立場に立たされたとしたらとても生きてはいけないのはないでしょうか。そんな苦しい体験をされたのですから、自分自身の選択眼を信じられなくなるのは無理もないことだと思います。
しかしながら、冷たく聞こえるかもしれませんが、そのような理由からお見合いを申し込む相手を私が選ぶということはできませんとお断りをしております。なぜなら、結婚は全てにおいて自己責任だからです。結婚生活を誰かに肩代わりさせることができないようにお見合い相手選びも誰か任せることはできないのです。私の方からは、この人はどうですかといった助言や推薦までは出来ますが、この人なら100％絶対安心な方ですなどといった確約までは出来ません。そんなことをいう結婚相談所の人がいたらそれこそ無責任は所だと思います。
以前いた私の所の女性会員の中には、うちに入会する前にお見合い相手を相談所の方が決めるということを謳っている別の結婚相談所に登録し、その相談所が薦めてきた相手とお見合いをし交際をして婚約までしたものの、いざその男性と一緒に生活をするようになって分かったのは、やはり、この男性もそれまで付き合ってきた男性と同じように暴力をふるいギャンブルをすることが分かり、婚姻届を出す前に別れたということでした。
その女性は初婚ではあったものの、それまで付き合ってきた男性との経験を踏まえて直ぐに婚姻届を出すのではなく、まず、お試しで一緒に生活して様子をみようという考えが功を奏して婚姻届を出す前に別れることができたと言っておられましたが、結局、これまでと同じような男性に引っかかってしまったということのようでした。
ここで問題としなければいけないことは、結婚相談所がこの人ならいいと考えて薦めてきた男性が、どうして女性に暴力を振るったりギャンブルをするような人だったのでしょうか。どうして、この女性は、また同じような男性と結婚しようとまで考えるに至ったのかということなのです。
それは、言い訳に聞こえるかもしれませんが、結婚相談所の職員がいくら経験豊富でも人の内面まで見通すことはできないということです。会員と直接会って話しをするのは入会説明時の数時間程度です。その短い時間でその人の人格を見極めることなど不可能です。また最近ではズームなどを使ったオンラインでのやり取りで契約を取り交わすことが多くなったこともあり自己申告でもしてくれない限り、男女会員の誰かが妻や夫に暴力を振るい浮気やギャンブルにおぼれた生活をするといったことを見極めることなど、超能力者でもない限り分かるはずがありません。
もし、相談所の職員が絶対に暴力や浮気やギャンブルをしない円満な人格の持ち主を紹介しますなどと言ってきたら、私なら、その相談所を疑ってしまいます。絶対や100％などということは、それこそあり得ないからです。そして、この女性は、いくら、お見合い相手を相談所に任せたからといって、どうしてまたそれまで交際してきたような同じように暴力やギャンブルをする男性と婚約し同棲までしたのでしょうか。
良くお考えになって下さい。この女性の例でいうならば自分で選択していないように見えて、実は同じような男性を自ら選択していたということが言えるのではないかということです。本当に自分が気に入らない相手ならお見合いも交際も結婚前提の同棲もしなかったはずです。どこかで、NOと言えたはずなのです。それにもかかわらず同じように暴力やギャンブルをする男性を何度も選ぶということは、好むと好まざるとに関わらず知らず知らずのうちに、これまでと同じような男性を自ら選んでいたということになると思います。私は心理学の専門家ではありませんので滅多なことは言えませんが、もしかしたら、幼い時からの、この女性の家庭での生い立ちに深く根付いている問題なのかもしれません。
本当は嫌なのに何度も同じような男性を選んでしまうという、この根深い問題から抜け出るためには、まずこの問題から逃げないことです。誰かに任せてしまえば、その誰かが解決してくれると思わないことです。自分の問題は、自分自身でしか解決できないことなのだと認めることです。そういう相手を選んだ全ての責任は、自分にあることを受け入れ認めることです。誰かのせいにしてはいけないと思います。その上で、相談所の助言や推薦を聞き入れながらお見合い相手は人任せにするのではなく自分自身の頭で考え、自分でお見合い相手を決めて申し込むことこそが大切になってくると思います。
この女性は、私のところに入会したあと自分が希望する条件に適う男性に次々にお見合いを申し込みました。もちろん、何人もの男性の方からのお見合いのお申し込みもありました。そのうちの私が良いと思って何人か、この人のお申し込みに応じたらどうですかとメールでお伝えしても、その男性からのお見合いのお申し込みには応じようとはしませんでした。このことから、また同じような男性を選んでしまうのではないかと一抹の不安を私は感じたものです。
その後、この女性は自分の希望する条件の男性とのお見合いができないと言って1か月でやめてしまいました。私は、本当に暴力を振るわずギャンブルなどをしない相手と結婚したいのなら、もう少し辛抱されてはいかがですかと申し上げたのですが、前の別れた暴力を振るう男性を紹介した相談所は1か月も経たないうちにその男性を紹介してきたとのことで、他の相談所に鞍替えすると言って退会届を出されました。
私の方から、この件で申し上げることはそれほど多くはありません。それは心から自分が幸せになるお相手と巡り合うためには時には辛抱が必要なこともあるということです。たとえ、自分が望む条件に満たない相手であっても申し込まれたお見合いには、とりあえず応じてみるということが大切だと思います。そして、何よりも大事なのは自分が結婚相手に相応しいと考えている条件だけが全てにおいて正しいとは考えないことです。条件第一に考えていると上辺の包装用紙にだけ気を取られ相手の内面性に気が向かなくなります。相手の上辺の条件だけに囚われていると結局、その人が内側に隠し持っている暴力や浮気、ギャンブルなどといった性格的なものを見逃してしまうことになるのです。先ほどから例として取り上げている女性に関して言えば今まで自分が良いと思って選んだ相手は暴力を振るいギャンブルをする男性ばかりだったのですから、同じ過ちを繰り返したくないのなら、すべからく自分が持っている結婚相手の求める条件を一旦完全にリセットして人格重視で結婚相手を決める努力を心掛けなければならないと思います。いずれにしましても、どこの相談所に入会されようとも本当に幸せになることができる男性と巡り合っていただきたいと心より願っております。
また、何事も自分で決められない性格であるから結婚相手は結婚相談所の方で決めてもらいたいという方に対しても、結婚相手を選ぶ全ての責任は自分にあるという自覚をしっかり持っていただいて、お見合い相手や交際相手に対しては条件面だけに目を奪われることなく相手が行う言動に細心の注意を向けて性格面を見極める努力を心がけ、あくまでもお人柄重視で決めるようにしていただきたいと思います。それが幸せになる一番の近道ではないかと私は思います。
この動画をご覧になられ私もお見合い結婚をしてみたいとお思いなられた方は、日本ブライダル連盟結婚相談所検索で検索をすると日本ブライダル連盟のホームページが出てくることから、そこでお近くの日本ブライダル連盟加盟の結婚相談所に入会を問い合わせしてみることをお勧めいたします。もちろん、私のところでも日本全国からの入会を受け付けていますし、ご相談は無料でやっております。
最後に大事なこととして同じ日本ブライダル連盟加盟の結婚相談所でも、それぞれが独立した事業体ですので料金やサービス内容は一律ではありません。料金やサービス内容をじっくりと見比べることを忘れないようにしてもらいたいと思います。
今直ぐにも結婚したいとお考えの人は私が運営している結婚相談所名を検索するか、説明欄のURLからホームページの料金欄をご覧になられることをお勧めいたします。
婚活のための出会いの場を提供しあなたの”愛する”決意ができるお相手探しのお手伝いをしているラビング代表の宮本昌俊でした。
最後までご覧いただき心より感謝を致します。ありがとうございました。