top of page

続・交際人数0人でも結婚はできる!


 宮城県仙台市にある結婚相談所を運営している宮本昌俊です。今回は続・交際人数0人でも結婚はできる!というタイトルでお話しをさせていただきます。



 前回は、内閣府男女共同参画局が人生100年時代における働き方・制度を検討する際の資料となることを目的として作成した令和3年度人生100年時代における結婚・仕事・収入に関する調査報告書内の35ページ目にある結婚・家族を取り巻く状況(16)既婚者の「これまでの恋人の人数」の中で挙げられている二つの図のうちの既婚者の回答を表にした上の図を取り上げてお話しをさせていただきました。今度は、独身の回答を表にした下の図の方を見てみようと思います。



 この図は、国内在住の20歳から70歳未満を対象として令和3年12月27日から令和4年1月11日までの間にインターネットを使って20,000人から回収されたサンプル数から得られた調査結果を元に作られていて、それによると独身者の20歳から69歳までの年齢層において、これまでの恋人として交際した人数が0人と答えた人が既婚者以上の割合で、どうやらいるみたいなのです。

 20歳から39歳までの女性では24.1%、男性では37.6%。40歳から54歳までの女性では13.2%、男性では23.5%。55歳から69歳までの女性では9.1%、男性では19.8%の人たちが、これまで恋人として交際した人数が0人だったと回答していようなのです。図の反対側には「答えたくない・覚えていない人」が高割合でおり、この「答えたくない・覚えていない人」の中にも色々な理由から過去の恋人がいなかった自分を素直に認められない人がいることも考えられることから、これまで恋人として交際した人数が0人だった人の割合は、もっと高くなることが推測できるのではないでしょうか。

 いずれの年齢においても男性の方が女性よりも、これまで恋人として交際した人数が0人だったと回答した人が多いことが分かります。これは、男性の方が女性よりも奥手なうぶな人が多いということなのでしょうが、その理由として、どんな事が挙げられるでしょうか。

男女共に考えられる理由としては、思想信条に基づくものなのか、性格に由来するものなのか、認知機能の欠如からくる相手となる人間心理への理解不足によって人間関係の構築に難が生じているのか、或いは人間の心理は分かるけど恋人を作る一連の人間関係構築の作業そのものが不得手または嫌い、或いは恋人というもの自体が不必要と考えている人たちなのでしょうか。

 男性の方が女性よりもこれまで恋人として交際した人数が0人だったと回答した人が多い理由として考えられる一番の理由は、やはり経済的理由がとても大きいのではないかと思います。これは、あくまでも私の私見ですが、私が思うに男性の方が女性よりも収入が多くなければならないといった固定的観念が強く働いて支配的になっているからではないでしょうか。男性には、女性や子供を養いながら住まう家や車を買い人並な生活を妻や子にさせなければいけないといった意識が根底にあり、現在の収入では恋人となる女性や将来の妻や子を満足させるだけの生活をさせてあげることができないといった考えが歯止めとなっているのではないかと私は推測しています。

 実際、それは数字としても表れています。同じ令和3年度人生100年時代における結婚・仕事・収入に関する調査報告書内の39ページ目にある結婚・家族を取り巻く状況(17)積極的には結婚したいと思わない理由のところを見てみると、「結婚生活を送る経済力がない・仕事が不安定だから」を理由に挙げた独身男性は、20歳から39歳では36.0%おり、40歳から69歳では40.9%もいることが分かります。

 これを正規非正規で分けるとさらに顕著な違いが出てきます。20歳から29歳で積極的には結婚したいと思わない理由として「結婚生活を送る経済力がない・仕事が不安定だから」を理由に挙げた正規採用の独身男性は31.6%であるのに対し非正規採用では41.0%になり、40歳から69歳では正規採用の独身男性は31.3%であるのに対し非正規採用では49.3%もの人が「結婚生活を送る経済力がない・仕事が不安定だから」を積極的には結婚したいと思わない理由に挙げているのです。



 この正規非正規の賃金格差は社会の体制自体を変えていかなければならないので今直ぐどうこうすることは出来ないかもしれませんが、男女の意識自体は個々の考え方を変えることで、もしかしたら今直ぐにでも変えることは出来るかもしれません。つまり、男性だけが経済的に結婚生活の全てを負担しなければならないという考えを変えれば良いのです。本当に男女が平等であるのならば、結婚生活の全て、または恋人関係にある男女のデート代の全てを男性一人が負担する必要はないということになります。もちろん男女平等ですから子育ても含む生活全般面においても平等に負担しなければいけないことになります。これは男性のみならず女性も考え方を変えなければいけないことになります。やはり、人の考え方を変えるのは難しく一朝一夕にはいかないかもしれませんし、おいそれとはいかないかもしれません。でも、本当に結婚を望む男女同士だったら可能かもしれません。寂しい老後を送ることになる一生独身のままでいるよりは、やってみるだけの価値はあるのではないでしょうか。

 現在、ラビングでは童貞処女の人の月会費成婚料の減額と新型コロナワクチンの接種歴を記載してくれた人の月会費成婚料の減額、そしてシングルマザーの人の月会費成婚料の減額をしています。ご興味ご関心のある方でお見合いをしてみたい今直ぐにも結婚したいとお考えの人はホームページの料金欄をご覧になられることをお勧めいたします。

 婚活のための出会いの場を提供しあなたの”愛する”決意ができるお相手探しのお手伝いをしているラビング代表の宮本昌俊でした。

 最後までご覧いただき心より感謝を致します。ありがとうございました。

閲覧数:2回0件のコメント

最新記事

すべて表示
bottom of page